7月は下北沢と青山で出番ですよ!【附:天才ビット君から始まる私的いとうせいこう史】

廣川ちあきの7月の出番です。今月は東京のオシャンな街とディープな町とでマイクを握ります。

2019/07/13(土)LIVE DUB JAM Vol.2
下北沢ERA 
開場/開演 18:00/19:00
料金(予約/当日) 3,200円/3,700円 ドリンク代別
出演:いとうせいこう is the poet
セッションゲスト:御徒町凧、さいとういんこ、高橋久美子、なのるなもない、猫道(猫道一家)、ハハノシキュウ、枡野浩一、宮尾節子
DJ:Naz Chris

こちらのライブイベントには、一般エントリーのオープンマイク枠で参加します。

いとうせいこうさんといえば、幼少期の私にとっては、天才ビットくんの世界の住人「セイコー」でした。箱二郎箱一郎っていう、兄弟みたいな名前なのに全然姿の違うコンピュータが出てきたり、作中の世界の学校(?)か何かのチャイムを視聴者から公募したり、バグリンなるキャラクターのモニュメントができたり。極めつけは、「タキコオレバスベテコオル」というメッセージとともに、なんらかの滝と作中世界がぜんぶ凍っちゃうくだりを覚えています。断片的にもほどがある。

……と思ったらNHKアーカイブスに天才ビットくんが上がってるじゃないか……
で、小学~中学時代の私は仏像にハマって、そこで必然的に、いとうせいこう・みうらじゅん共著『見仏記』シリーズのファンになりました。いとうせいこうさんとみうらじゅんさんが、仏像を一緒に見て、絶妙な距離感でキャッキャしてる(?)紀行文なのですが、これがまためっぽう面白いのです。そこからしばらく、私の興味はややみうらじゅん側に傾くわけですが。『いやげ物』『マイ仏教』など。というか、「ゆるキャラ」も「マイブーム」もみうらじゅんが考えた概念なんだぞ!!!!みんなわかってるか!!!!いつの間にかみうらじゅんについて熱弁している。
それから、いとうせいこうさんの小説『想像ラジオ』が出版されたあたりから、ようやく「いとうさんって小説も書くんか」という認識が生え始めます。 さらに、大学生になってポエトリーリーディングを始めてしばらくして、日本語ラップオリジネーターとしてのいとうせいこうを知り、「なんだこの人は」という驚きに至りました。東京ブロンクス経年変化が最強の進化

最近はいとうせいこう・星野概念『ラブという薬』に随分救われました。

いとうせいこうさんについて書きすぎました。ITPのミュージシャン・エンジニアの方々とセッションする時間を3分間いただけるというだけで光栄です。ゲストMCたちも、きっと何かすごいことが起こるに違いない!と思わずにいられない布陣。何を言いたいかというと、すごく楽しみです。

2019/07/24(水)Blue Mountain
@青山 fai aoyama
時間 19:00-23:00
料金 1,000円(1ドリンクつき)
SP GUEST:PSJ銭湯大会優勝者Live 廣川ちあき
HostMC:やんちょー
Live:仲西森奈、三木悠莉、yae、そにっくなーす
DJ:DJ TAMURIHO、DJ BIG CAT、DJ K.T.R
オープンマイク枠あり

7月ふたつめのライブは、ポエトリーリーディングとDJのイベント。DJ K.T.R.さんからオファーをいただきまして、青山Faiでゲストライブをします。銭湯から青山へ……!
平日夜、週の真ん中に楽しいライブをお届けできればと思います。

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